日本クルーズ客船、08年世界一周クルーズ発表及び今年度下期商品説明
日本クルーズ客船は、外航客船「ぱしふぃっくびいなす」の2008年世界一周クルーズ商品、および06年度下期クルーズ商品説明会を開催した。日本クルーズ客船代表取締役社長の入谷泰夫氏は、「定番クルーズ、新企画のクルーズ商品の両方を打ち出すことで販売が順調に進み、乗客の増加、リピーターの定着に繋がっている」と昨今の動向を解説する。営業部次長の岸本正則氏によると、01年、03年、04年、07年の世界一周クルーズに参加、または参加予定の乗客の平均年齢は順に64.6歳、67.7歳、67.5歳、07年69.8歳と上昇している。その中でリピーターズクラブ「びいなす倶楽部」会員が42%、初めての乗客が約6割を占めるという。2007年就航予定の世界一周クルーズでは南米を中心としたプランを設定。発売後約1ヶ月でキャンセル待ちが出る人気という。
日本クルーズ客船は今後、「マーケット拡大に向けた取り組みとして、リピーターを大切にし、同時に新規乗客の獲得を課題としたい。このため、企画と価格戦略を徹底し、市場全体のパイを増やしたい」と入谷氏は語り、主力となる顧客層として時間に余裕のあるシニア層だけでなく、年代が若い団塊世代の獲得を目指す。
また、はしふぃっくびいなすは2008年、5度目となる世界一周クルーズを計画している。この目玉は04年の世界一周で人気を博した北欧、およびぱしふぃっくびいなす初めて就航する北極圏への寄港と白夜の観賞。スエズ運河、キール運河、パナマ運河からなる世界三大運河など、19ヶ国、28港を航行する全行程104日間のクルーズだ。初寄港地は、フランスのカンヌをはじめ、ポルトガルのポルト、ドイツのヴァルネミュンデ、ノルウェーのガイランゲル、トロムソ、ホニングスヴォーグ、アイルランドのダブリン、カナダのハリファックス、アメリカのボストン、ポートカナベラル、ジャマイカのモンテゴ・ベイの全12港。料金は前回、ステートCルーム2名1室利用で250万円としたが、今回は燃油高騰の影響を受けて同カテゴリー260万円とした。
世界一周クルーズの醍醐味でもある、世界の文化、歴史、自然、芸術に触れられる場として寄港地観光を設定。世界遺産のカイロ・ピラミッド観光をはじめ、ローマのヴァチカン、パリ2大美術館巡り、ネーロイフィヨルドなどの自然紀行、ナイアガラの滝やマウナケア山頂のサンセットを楽しむ。そのほか、船内では総合文化教室「びいなす洋上スクール」を開催する。なお、2006年下期商品は国内15コース、海外4コースを設定している。
日本クルーズ客船は今後、「マーケット拡大に向けた取り組みとして、リピーターを大切にし、同時に新規乗客の獲得を課題としたい。このため、企画と価格戦略を徹底し、市場全体のパイを増やしたい」と入谷氏は語り、主力となる顧客層として時間に余裕のあるシニア層だけでなく、年代が若い団塊世代の獲得を目指す。
また、はしふぃっくびいなすは2008年、5度目となる世界一周クルーズを計画している。この目玉は04年の世界一周で人気を博した北欧、およびぱしふぃっくびいなす初めて就航する北極圏への寄港と白夜の観賞。スエズ運河、キール運河、パナマ運河からなる世界三大運河など、19ヶ国、28港を航行する全行程104日間のクルーズだ。初寄港地は、フランスのカンヌをはじめ、ポルトガルのポルト、ドイツのヴァルネミュンデ、ノルウェーのガイランゲル、トロムソ、ホニングスヴォーグ、アイルランドのダブリン、カナダのハリファックス、アメリカのボストン、ポートカナベラル、ジャマイカのモンテゴ・ベイの全12港。料金は前回、ステートCルーム2名1室利用で250万円としたが、今回は燃油高騰の影響を受けて同カテゴリー260万円とした。
世界一周クルーズの醍醐味でもある、世界の文化、歴史、自然、芸術に触れられる場として寄港地観光を設定。世界遺産のカイロ・ピラミッド観光をはじめ、ローマのヴァチカン、パリ2大美術館巡り、ネーロイフィヨルドなどの自然紀行、ナイアガラの滝やマウナケア山頂のサンセットを楽しむ。そのほか、船内では総合文化教室「びいなす洋上スクール」を開催する。なお、2006年下期商品は国内15コース、海外4コースを設定している。