レオパレス、パーティ可能なスパ施設オープン、ウエディング用サービスも検討

  • 2006年5月26日
 レオパレス・リゾート・グアムは昨年12月、「ザ・レオパレス・スパ」をオープンした。アジアンテイストのスパが多いグアムでは珍しい欧米タイプのスパで、ハイドロジェットバスやビシーシャワーなどもあり、設備面も万全。備品にもこだわり、トリートメントを受けるベッドは1台10万円以上するというフランス製で、高級エステやスパで使用されているもの。「横たわったら誰でも違いが分かる」と、その質の良さに太鼓判を押す。

 トリートメントルームはダブルルーム4室、トリプルルーム2室を含む全15室で、ミクロネシア最大級の規模を誇る。中でも注目はVIPルーム。室内にはベッド4台にビシーシャワーやスチームサウナがあり、隣室のトリプルルームとつなげて最大10台までベッドを増やすこともできる。さらに、スパ前の庭を眺められるリラックスシートなどもあり、一度に多人数での利用が可能。同リゾートの営業支配人・毛利智巳氏は、「欧米ではハリウッド・セレブなどを中心に、水着を着用して軽食やワインなどとともにリラクゼーションを楽しむスパ・パーティが流行っている」と、欧米の流行に敏感な日本人女性の需要を見込む。まだ、パーティの利用はないが、その場合は時間単位で部屋を借り切り、希望する人数のセラピストを用意することを検討しているという。

 また、同リゾートは今年1月からワタベウエディングと婚礼事業を提携し、チャペルの業務委託契約を締結している。このことから、スパについてもワタベウエディングとウエディング用のサービスを検討。例えばダブルルームの1室を挙式カップル専用ルームに改装することや、ネイル・ケアでは結婚指輪をはめた手の撮影があることを考慮し、デザイン・ネイルの導入などが提案されているという。