メリタス、シンガポール旗艦ホテル改装、新規開業ラッシュに合わせブランド一新

  • 2006年5月19日
 メリタス・ホテルズ&リゾーツ(MHR)はこのほど、同グループの旗艦ホテルであるメリタス・マンダリン・シンガポールをはじめとするシンガポール3軒のホテルを全面改築、中国、チェンマイのそれぞれ新規ホテルを開業した。今回の一連の投資はMHRが全面的に行ったもので、リニューアルに加えロゴ、ウェブサイトについてもブランドイメージの一新を図った。今月末にはMHR上級副社長のフランク・フォスター氏、副社長の谷中秀行氏が来日し、新たなイメージ、新規ホテルなどをPRする予定だ。

 シンガポールでは既にマリーナ・マンダリン・シンガポール、メリタス・ナガラ・シンガポールについては昨年末に改装を終えている。特に、マリーナについては周辺ホテルのアップスケールも進んでおり、会議施設にも近いことから、ビジネス需要に対応した改装を進めた。また、フラッグシップのメリタス・マンダリン・シンガポールは今年9月に全面改装の完了を予定している。

 新規ホテルは中国海南島にメリタス・ワンジャ・スパ・リゾートを7月に開業。5ッ星デラックスリゾートで、サンヤフェニックス国際空港に車で10分と利便性もよく、ビーチに隣接する。客室内はプラズマテレビを設置しているほか、ワイヤレスインターネットアクセスも完備、会議需要にも対応が可能だ。
 また、チェンマイでは「メリタス・チェンマイ・リバーサイド・リゾートが10月にオープンを控える。チェンマイ国際空港から車で15分に位置。総客室74室で、室内にはワンジャと同様にプラズマテレビやワイヤレスインターネットアクセスを完備している。