MOPAS、北海道で国内定点クルーズを実施、日本で初の試み

  • 2006年3月23日
 商船三井客船(MOPAS)は今年9月、にっぽん丸で「飛んで・クルーズ北海道」の催行を決定、販売を開始する。MOPASでは2004年11月の長江クルーズでは福岡発着のフライ&クルーズのほか、2泊以上を対象とする「ここのりプラン」を設定するなど、国内移動の飛行機利用を促進するフライ&クルーズも積極的に取り組んでいる。今回も発着地を小樽、網走とし、3日間、5日間のコースを設定。小樽発で9月1日、9月6日発の2クルーズを予定しており、MOPASでは「空路を組み合わせた本格的な定点クルーズは日本では初の試み」としている。また、このクルーズを後援する北海道クルーズ振興協議会は定点クルーズの取り組みで、北海道を『日本のアラスカ』のようなクルーズエリアへの成長を期待しているという。

 このクルーズ商品はMOPASが運航、ジェイティービーが「フライ」部分を全国各地発を設定し、販売することが可能。MOPASでは空路との組み合わせで、短い日程でも効率的な旅程を組むことができ、「休みを取り難い方でも手軽に参加、船旅ならではの醍醐味、北の大自然の観光を満喫」できるとしている。コースは人気の高い利尻、礼文へ寄港するほか、世界遺産となった知床を巡る。なお、小樽発着で5日間クルーズの場合、11万6000円から、また3日間コースの場合は5万4000円からとなっている。

※3月23日午後1時30分現在、料金について「小樽発着」へと訂正、加筆しておりますこと御了承ください。