エミレーツ航空（EK）は来年6月1日から、名古屋／ドバイ線を週4便で就航する。なお、7月1日から増便し、デイリー化する。就航時は機材にボーイングB777-200型機でファーストクラス12席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス236席の合計290席を利用するが、7月1日以降のデイリー化に際してはエアバスA340-500型機でファーストクラス12席、ビジネスクラス42席、エコノミークラス204席の合計258席を投入する。

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　EKは2002年10月に関西国際空港に就航以来、昨年3月にはデイリー化を実現。EKでは搭乗率も良いと様々な席上でも言及しており、実際にドバイへの訪問者数も03年から04年にかけて29％増と高い需要を背景に、今回の増便となった模様。9月に来日したEK東アジア・オーストラリア・ニュージーランド地区担当上級副社長リチャード・ヴォーン氏も、4月の日本／アラブ首長国連邦航空当局間協議での中部空港の就航が認められたことで、名古屋への就航に前向きな考えも示していた。

　なお、関空線では日本航空（JL）とコードシェアを展開しているが、現在のところ「具体的ではない」としているものの、セントレアの地方との接続利便を考慮し、前向きな対応となる見込み。さらに、10月1日には東京支店を開設し、大阪支店と日本国内では2ヶ所の営業拠点を展開しているが、名古屋支店の開設については「予定はない」としているが、前向きに検討をしているようだ。

▽名古屋／ドバイ線
EK315便　NGO　23時30分発／DXB　05時30分着
EK314便　DXB　02時25分発／NGO　17時20分着
※7月1日までは月、火、木、土


▽過去記事
「EK、東京・大阪2支店体制で競争力を強化、日本新路線にも含み」
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=21537