好調インバウンド、風評がアジア市場影響 東南アジア市場は「別要因も」―村田観光庁長官会見

観光庁の村田茂樹長官は22日の定例会見で、2025年7月の訪日外国人旅行者数が7月として過去最高を記録した一方、一部のアジア市場では地震に関する風評による影響で訪日客が大きく減少したことを明らかにしたほか、アウトバウンドの回復状況や宿泊予約サイト「Agoda(アゴダ)」を巡る問題、国内旅行消費の動向にも言及した。日本政府観光局(JNTO)の発表によると、7月の訪日外国人旅行者数が約344万人に達し、7月としては過去最高を更新。前年同月比では4.4%増となり、18カ月連続で同月比過去最高を記録するなど...