観光活性化フォーラム
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コスタクルーズ、来年5月からアジアに配船、日本からの送客も順調な伸び

  • 2005年12月9日
 コスタクルーズは2006年5月から、香港/ボンベイ間の16泊、18泊クルーズを実施する。この第1弾としてコスタクルーズの全11隻から「コスタアレグラ」をアジアに配船、現在のところ最終スケジュールは決定していないものの、香港、または上海をベースとしてアジアクルーズを展開する計画だ。コスタはヨーロッパを中心にクルーズを展開してきたものの、数年前から北米、昨年には南米にそれぞれ配船、今年はアジアへと進出。このアジアへの配船は25年前のワールドクルーズ以来。なお、コスタは今後も配船する地域を増やす考えもあるようだ。

 今回、発表した香港/ボンベイ間のクルーズは5月29日に香港発で6月14日にボンベイ着となる17日間、および6月13日にボンベイ発、6月29日に香港着となる18日間のスケジュールだ。現在のところ、料金は2050米ドルからの客室の予約が可能だ。

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 なお、コスタクルーズの日本総代理店オーバーシーズトラベルによると、今年の日本発の旅客は順調に増加したという。このうち、最も人気を集めたのが、いわゆる「青い海、白い空」のイメージを満喫する地中海クルーズを展開するコスタビクトリアで、エーゲ海クルーズに日本からの送客の約3割超の集客があったという。また、最近は従来からクルーズ専門、強みを持つ各社に加え、大手の集客が加わっているという。