北側国交大臣、邵・中国旅游局長と日中韓の3ヶ国の観光大臣会合の開催で一致

  • 2005年11月25日
 国土交通大臣の北側一雄氏は中国・昆明で開催されている中国国際旅游交易会(CITM)の出席に合わせ、中国国家旅游局長の邵偉氏と会談した。この中で、北側氏は2006年中に日本、中国、韓国の3ヶ国の観光大臣による定期的な会合の場を作り、観光交流の拡大を推進することを提案。邵氏もこれに同意し、事務レベルで検討を進めることで一致した。既に韓国については日韓観光協議で、会議開催についての合意があることから、今後は3ヶ国会合に向け、各国が準備に入ることとなる。

 また、2006年を日中観光交流年とすることについて、日中間で合意していることも確認。日本側は青少年、スポーツ、姉妹都市の交流拡大、中国側は各省と日本の都道府県とのが地方同士での交流の拡大などを、それぞれ提案した。これについても、両国関係者が検討を進めることで一致したという。
 なお、大臣級会合で合意した点について、日中間の定期的な観光協議の場を設け、第1回を12月に北京で、第2回を来年日本で開催する。