コスタクルーズ、新造船の名称がコスタ・セレーナで決定

  • 2005年10月11日
 コスタクルーズはこのほど、2007年5月にデビューする新造船の名称を「コスタ・セレーナ」に決定した。これは、イタリア語で「晴れ」や「晴れ晴れした気持ち、平穏」を意味し、世界各国から集まる乗客を平穏な友好関係で迎えるにふさわしい名称として選出したもの。
 コスタ・セレーナは2006年7月にデビューするコスタ・コンコルディア号の姉妹船で、総トン数が11万2000トン、長さが290メートル。客室数は1500室で、最大3780名の乗船が可能というヨーロッパで最大の船。コスタクルーズは、コスタ・セレーナ、およびコスタ・コンコルディア建造にあたり、約10億ユーロを投資した。
 コスタ・セレーナは現在、ジェノバのフィンカンティエリ造船所セストリ・ポネンテで始まっており、客船の基礎部分1ブロックが造船所に搬入された。同じ造船所では来年7月にコスタクルーズに引き渡すコスタ・コンコルディア建造の最終段階を迎えている。