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メリタス・マリーナ・マンダリン、日本シェアを20%にまで高める

  • 2009年6月30日
 メリタスホテルズ・アンド・リゾーツのマリーナ・マンダリン・シンガポール総支配人トニー・カズン氏がこのほど来日、現在改装中の状況や今後の展望などを語った。マリーナ・マンダリンは2500万シンガポールドル(約16億円)で現在、ロビー、レストラン、客室とホテル全体を改装している。このコンセプトはモダンな雰囲気を演出することで、9月1日には営業を再開する。改装後の総客室数は575室となる予定で、このうちデラックスルームが357室、プレミアルームが144室、メリタス・エグゼクティブルームが52室となり、主に3クラスで構成する。カズン氏は日本人のシェアを改装以前の10%台から徐々に20%台へと押し上げることを狙うほか、ホテルの立地がコンベンションセンターなどにも隣接することから、40%台のビジネス客のシェアを60%台にまで高めたい考えだ。また、シンガポールで唯一のザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールドに加盟するホテルを積極的にアピールする。
 こうした考えから、25歳から45歳の若年層ビジネス客を中心に利用できるようデラックスルームは機能的にまとめ、45歳から65歳にはプレミアルームを薦める。客室内の設備は全室ブロードバンド、およびワイヤレス・インターネットの接続が可能。また、レストランもイタリアンと広東料理、インターナショナルなどを取り揃えたほか、趣向を凝らし、魚料理などをシェフにお任せするシェフズ・テーブルなどを設け、ホテル内での飲料施設についても充実を図る。また、ビジネス客の利便を配慮し、新設するセントグレゴリー・スパについてはフィットネスセンターを含め24時間営業とする。