観光活性化フォーラム
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JOPA、17年度事業はCC・一般向けを柱、クルーズマスターにも着手

  • 2005年2月21日
 日本外航客船協会(JOPA)は平成17年度事業において、日本旅行業協会(JATA)、日本船旅業協会(JASTA)と共同で取り組むクルーズ・コンサルタント制度(C.C.)、クルーズ振興地方協議会と協力した各地での講演会の開催、海フェスタなどを活動の柱とする。このうち、C.C.については過去2年間、延べ6回のコンサルタント・コースにおいて837名の受講者数、このうち505名が合格者と活躍している。今年は10月下旬から11月上旬を目処に東京、大阪で各1回ずつ開催し、旅行会社のさらなる参画を促す。また、クルーズ・マスター(C.M.)のセミナーは平成18年度後半から実施する予定だが、これはJATAのトラベル・カウンセラー制度との整合性を図り、実施方法、内容の検討を行い、今年度内に実施概要を取りまとめる。また、C.C.への情報提供をはじめ、外航客船利用者保護対策マニュアルについては外航客船に係る標準旅客運送約款の見直しなどを踏まえながら、作成していく。概要を明らかにしたJOPA会長の日野乾太郎氏は「欧米諸国並みのクルーズ人口増を日本でも実現していきたい」と改めて、クルーズ市場の拡大に意欲を示した。