ノルウェージャン・クルーズ・ライン（NCL）は2005年度の運航計画を策定した。北米市場の事業拡大を狙い、北ヨーロッパ市場には配船しない方針だ。
　ハワイではホノルル発7日間島内クルーズと10日、11日間クルーズ用に3隻を投入。アラスカ・クルーズではシアトル発で「ノルウェージャン・スター」、「ノルウェージャン・スピリット」、「ノルウェージャン・ドリーム」、バンクーバー発で「ノルウェージャン・サン」を配船する。また、バーミューダ・クルーズはNCLのみが運航するボストン発を含め、東海岸3都市から週52客船を運航して同路線での優位性を高め、例年通り「ノルウェージャン・ドーン」が運航するカリブ海ではサービスの差別化を図る予定だ。そのほか、メキシカン・リビエラはロサンゼルス発で唯一の毎週運航を実施。南アメリカではチリ・フィヨルド／マゼラン海峡クルーズとパナマ運河クルーズの2コースを運航する。