日韓観光振興協、05年の国交正常化40周年記念事業などで共同推進へ

  • 2003年11月26日
 第18回日韓観光振興協議会がこのほど、韓国の江原道で開催され、2005年の日韓国交正常化40周年記念事業、日韓の修学旅行交流など共同事業を推進することで合意した。40周年記念事業は、「ジャパン・コリア・ビジットイヤー2005(仮称)」と銘打ち、欧米など第三国に向けた日韓共同商品の開発や共同キャンペーンの実施のほか、姉妹都市交流イベント、日韓双方が参加する地域の伝統芸能フェスティバル、日韓共催での大衆文化イベントなどを実施する。
 また、修学旅行では韓国から日本に訪れる修学旅行の生徒に対するビザ免除を来年3月までの時期に実施することで増加を目指し、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)と連携して受け入れ態勢の整備を進める。日本からの韓国訪問においては、政府間、韓国観光公社(KNTO)、日本の旅行会社が共同で需要回復策を検討する方針だ。