日中韓、三ヶ国の観光当局で観光協力の覚書を締結、FAMツアーを実施へ
日本、中国、韓国の三ヶ国の観光当局は「日中韓観光当局間の観光協力に関する覚書」を次官級の署名で締結した。署名者は日本が国土交通審議官の洞駿氏、中国が国家旅游局副局長の顧朝曦(コ・チョウギ)氏、韓国が文化観光部次官の呉志哲(オ・ジチョル)氏。これは8月に中国・北京で開催された「ASEAN+3観光大臣特別会合」での提言、10月のインドネシア・バリ島で日中韓三国の首脳間で採択した「日中韓三国間協力の促進に関する共同宣言」を受け、ヨーロッパや北米、オセアニアなどで共同の観光プロモーションを展開するもの。覚書には三ヶ国を訪れるツアーの企画、共同で宣伝広告を展開するほか、観光当局間の会合や文化関連促進イベントを共催することが盛り込まれている。
なお、ツアーの企画は国際観光振興機構(JNTO)、中国国家旅遊局、韓国観光公社(KNTO)が担当する。三ヶ国で共通する料理や陶磁器、宮殿見学、歴史的建造物の見学など特定のテーマを設けるSITを主体とし、2003年冬から展開する。2004年1月には旅行会社やマスコミを対象としたFAMツアーを実施する予定だ。
なお、ツアーの企画は国際観光振興機構(JNTO)、中国国家旅遊局、韓国観光公社(KNTO)が担当する。三ヶ国で共通する料理や陶磁器、宮殿見学、歴史的建造物の見学など特定のテーマを設けるSITを主体とし、2003年冬から展開する。2004年1月には旅行会社やマスコミを対象としたFAMツアーを実施する予定だ。