NW、関西/ホノルル線を2004年上期から再開か、関空の着陸料が鍵に
ノースウエスト航空(NW)日本統括社長の目代純氏は、10月から運休する関西/ホノルル線について、2004年の上期スケジュールから復活する見込みであると明らかにした。これは、国際事業・営業・情報システム担当執行副社長フィリップ・ハーン氏の来日会見の席上で明らかにしたもの。関西/ホノルル線は継続的な需要が望めないことから運休を決定したものの、旅行業界からは運航に対する要望が根強い。日本旅行業協会(JATA)関西支部は支部長名でNWのCEOリチャード・アンダーソン氏に早期の運航再開を嘆願する書面をNWのデトロイト本社に届けるなど、関西におけるホノルル線の運休に対する危機感は強い。
要望を受け、NWは来期の復便に向け、現在のところ最終の検討段階にある。目代氏は「関西方面での需要の予測、および関西国際空港の来年以降の着陸料を含めたコストが重要な決め手」とし、「関空が今年、実施する国際線の営業割引が決定的な要素の一つとなる」と展望を示した。
現在、関空が実施する営業割引は2003年3月から夏、冬期のそれぞれのスケジュールにおいて、航空会社1社あたり着陸総重量が前年同期比で増量となった場合、増量部分に対しての着陸料を50%割引している。今回のNWの関空との交渉では割引の適用、および実際の割引額がポイントとなる見込みだ。
▽関連記事:
「NW、10月から関空/ホノルル線を運休、夏以降の需要に不透明感」
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