損保ジャパン、企業向けのSARS対策情報誌を作成

  • 2003年8月20日
 損害保険ジャパンの関連会社である損保ジャパン・リスクマネジメントは企業向けに情報誌「グローバル感染症と海外危機管理」を作成、8月18日から提供を開始している。7月半ばに世界保健機構(WHO)により、SARSの終息宣言が出されたものの、冬の再流行を指摘する専門家が多いことから、秋口から対策を行えるように作成したもの。企業海外危機管理の第一人者である「日立製作所リスク対策部・小島部長」が語る海外危機管理や、SARSの影響が大きかったアジア地域に多数の拠点を置く4企業に対するインタビューを掲載するなど、実体験を踏まえた対応のポイントのほか、感染症の専門家による企業のグローバル感染症とその対策を掲載している。同誌は損保ジャパン・リスクの情報誌「SAFETY EYE」のNO.13として発行しており、希望者は最寄りの損保ジャパン営業店に請求のこと。