CX、上半期の総売上は20.9%減、SARSの影響で最終損益は赤字に転化

  • 2003年8月7日
 キャセイパシフィック航空(CX)の2003年度上期(1月〜6月)の総売上げは122億7500万香港ドルと前年同期から20.9%減少した。そのため、最終損益は前年同期の14億1200万香港ドルの黒字から12億4100円の赤字に転化した。第1四半期は好調に推移したものの、第2四半期はSARSの影響で旅客数が大幅に減少。5月から6月は定期便の約半数のフライトを欠航し、平均旅客単価(1人を1キロメートルの輸送で得る収入)は5.7%減の42.8香港セントに下落した。