アマデウス、第1四半期のホテル予約件数が業界の平均以上の伸びに
アマデウスの第1四半期のホテル予約件数は前年同期比で13.9%増と、GDSや主要トラベル・ウェブサイトの平均値4.6%増を大幅に上回った。この好調な原因を同社は、昨年6月に投入したホテル予約のためのシステム「ダイナミック・アクセス」への加盟ホテルが急速に増加したためとしている。従来のGDSやインターネットを介したホテル予約販売は、表示料金や空室状況が不正確という問題があったが、この「ダイナミック・アクセス」は旅行会社や法人企業、旅行関連サイトに各ホテルのCRSを接続することで、リアルタイムの最新の空室状況や料金の表示に加え、条件設定や予約を可能にした。同システムには開始1年で、11の主要ホテル・グループと30のホテルチェーンが加盟している。