政府、インドネシアと観光協力に関して合意、キャンペーンの実施を検討
日本政府は23日、インドネシア政府と「観光協力に関する日本国政府及びインドネシア共和国との間の共同発表」を締結した。これは、扇千景国土交通大臣とイ・グデ・アルディカ・インドネシア文化観光担当大臣が署名したもの。旅行および観光を通じて、両国間の文化交流、相互理解、国際親善を深めると共に、経済的発展を実現することを目的としている。今後、両国の旅行者増大を図るキャンペーンの実施、官民合同の観光交流促進ミッションの相互派遣を検討する。特に、日本旅行業協会(JATA)がバリ島での爆破事件後に派遣した2度のミッションを例に、民間レベルでの交流促進の重要性が盛り込まれた。
なお、現在、インドネシアが検討中の査証手続きが観光促進の障害とならないようにする一文が加えられている。
なお、現在、インドネシアが検討中の査証手続きが観光促進の障害とならないようにする一文が加えられている。