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NH、国際線で機内サービスを充実、よりパーソナルな空間を演出

  • 2003年5月13日
 全日空(NH)は今年4月から成田/ロンドン線に就航している新仕様のB747-400型機をニューヨークおよびフランクフルトへも就航させる。新仕様の機材はファーストクラスで全席にフルデジタル15インチ大型シートテレビとオーディオ・ビデオプログラム「AVODシステム」を導入、ビジネスクラスではフラットシートを導入するほか、大型枕と羽毛布団を用意するなど、機内サービスの充実を図る。新仕様の機材での就航は成田/ニューヨーク線が5月4日から、成田/フランクフルト線は6月18日からとなっている。
 また、NHは6月1日から成田/ロンドン線、成田/ニューヨーク線のビジネスクラスにおいて、新たな機内サービスを導入する。これは、これまで以上に旅客とのコミュニケーションを重視し、旅客一人ひとりのペースに合わせ機内食などのサービスをするもの。NHではサービス向上を目的にアンケートや調査を実施、多くの旅客が「気取らないくつろぎの空間」や「一人ひとりの異なるスタイルに対応したフレキシビリティー」を求めていることが分かったという。NHは同サービス導入により、限りなくパーソナルな空間の演出を追求する。