JATA、SARS対策でガイドラインを作成、主催旅行の再開に基準を示す
日本旅行業協会(JATA)は海外旅行委員会の制度・流通部会にSARS対策検討部会を設置、JATAホームページ(http://www.jata-net.or.jp)においてSARS関連の情報を発信している。外務省から22日付で北京に「渡航の是非を検討してください」の危険情報が発出、主催旅行の催行には厳しい状況となっているが、JATAではガイドラインを作成し、主催旅行の再開に一定の基準を示したい考え。
このガイドラインは各国に対し、予防策として講じている事項のチェックリストを作成、海外ツアーオペレーター協会(OTOA)の協力を仰ぎ、確認を進める。チェックリストは「38度以上の熱がある場合には出勤させない」など項目に加え、消毒の状況などが盛り込まれる予定である。その後、中国に時期を見計らい調査団を派遣するなどの施策により、各社の自主的判断による主催旅行の再開に向けた対策を講ずる。
このガイドラインは各国に対し、予防策として講じている事項のチェックリストを作成、海外ツアーオペレーター協会(OTOA)の協力を仰ぎ、確認を進める。チェックリストは「38度以上の熱がある場合には出勤させない」など項目に加え、消毒の状況などが盛り込まれる予定である。その後、中国に時期を見計らい調査団を派遣するなどの施策により、各社の自主的判断による主催旅行の再開に向けた対策を講ずる。