航空各社、ゴールデンウィークの予約状況で予約率が50%台と低調

  • 2003年4月18日
 JALグループ、ANAグループのゴールデンウィーク予約状況が出揃った。これによると、両グループとも国内線の提供座席数は増加しているものの予約が減少、予約率も50%台と低調である。国際線は予約数が30%台の減少、予約率も40%台となっている。特にJALウエイズ(JO)含む日本航空(JL)は東南アジア線で予約数2万6229人、予約率41.3%、中国線で予約数9559人、予約率26.2%、エアージャパンを含む全日空(NH)のアジア/太平洋線で予約数4万6801人、予約率43.5%とSARSに伴う旅行手控えの影響を受けている模様。JLの予約率が高い路線はアメリカ線で予約数1万8165人、予約率66.8%である。
 なお、スカイマークエアラインズ(BC)を加えた詳細は下記の通り。

[提供座席数(増減)/総予約数(増減)/予約率]
▽JALグループ
国内線/231万406席(3.2%増)/137万7132人(1.8%減)/59.6%
国際線/27万2677席(13.4%減)/13万3494人(36.5%減)/49.0%
▽ANAグループ
国内線/224万4353席(1.4%増)/123万5961人(6.5%減)/55.1%
国際線/15万9226席(7.8%減)/7万5182人(33.9%減)/47.2%
▽BC
国内線/8万4982席(47.7%増)/4万3428人(22.5%増)/51.1%