JTB、初のアグリツーリズムツアーを催行、シリーズ化も視野に
ジェイティービー(JTB)はイタリア・トスカーナ地方の大規模農園に宿泊する「トスカーナ色のゆっくりイタリア旅行」を発売している。これは滞在する「ブリケッラ農園」でオリーブ摘みの手伝いやピザ作りなどが体験できるアグリツーリズムを目的としたツアーで、同農園のオーナーが日本人であることから、農園のスタッフと日本語でコミュニケーションをとりながらヨーロッパの田園の楽しみを味わうことができるのが特徴だ。農業体験のほか、ピサの斜塔やフィレンツェの観光が盛り込まれ、8泊10日の日程で料金は29万7000円となっている。出発日は10月27日のみとなっており、最少催行人員は20名、定員が26名となっている。
アグリツーリズムのツアー催行はJTBでは初めてとなる。アグリツーリズムは農業体験を主目的としているだけでなく、現地の自然や人々との交流を通して都会の生活では味わうことが難しい生活のゆとりや心の豊かさ、遊びを体験するなどの要素が盛り込まれるため、ヨーロッパへのツアーでは1ヶ月程度の長期滞在が多い。そのため今回のように滞在期間が短いツアーの場合、現地の農園の受け入れ態勢や言葉の壁などクリアしなければならない問題点は多い。JTBでは今回のツアー催行で日本でのアグリツーリズムの需要を測り、好評ならば来年4月からシリーズ化を検討するという。
アグリツーリズムのツアー催行はJTBでは初めてとなる。アグリツーリズムは農業体験を主目的としているだけでなく、現地の自然や人々との交流を通して都会の生活では味わうことが難しい生活のゆとりや心の豊かさ、遊びを体験するなどの要素が盛り込まれるため、ヨーロッパへのツアーでは1ヶ月程度の長期滞在が多い。そのため今回のように滞在期間が短いツアーの場合、現地の農園の受け入れ態勢や言葉の壁などクリアしなければならない問題点は多い。JTBでは今回のツアー催行で日本でのアグリツーリズムの需要を測り、好評ならば来年4月からシリーズ化を検討するという。