JAL、「もっと!海外へ」と連携 パスポート手数料引き下げに合わせ海外旅行後押し
JALグループは、外務省が2026年7月1日から実施するパスポート申請手数料の引き下げに合わせ、JATAのアウトバウンド促進キャンペーン「もっと!海外へ」と連携した施策を実施する。総額570万マイルのプレゼントやグアム線の小児運賃割引などを通じ、日本人の海外渡航需要の回復を後押しする。
JALグループは、インバウンド旅客数が過去最高を更新する一方で、日本人の海外渡航者数がコロナ禍前の水準に戻っていないことを踏まえ、アウトバウンド需要の喚起を強化する。2025年時点の日本人のパスポート保有率は18.4%にとどまっており、若年層の海外離れも課題とされるなか、官民一体で海外旅行の機運醸成を図る考えだ。
マイルプレゼントキャンペーンは、キャンペーン専用サイトからエントリーした日本地区のJMB会員を対象に実施する。第1弾は2026年6月30日から9月30日まで、第2弾は10月1日から2027年1月5日まで受け付ける。各回でA賞3名に15万マイル、B賞30名に8万マイルを進呈し、2回合計で66名に総額570万マイルを提供する。
また、グアム線の就航55周年を記念し、「キッズ55グアム割」も設定する。2026年7月1日から8月31日まで販売し、搭乗期間は7月1日から12月24日まで。旅行開始日時点で2歳から11歳までの小児を対象に、ビジネスクラスとエコノミークラスの航空券額を55%割り引く。燃油サーチャージや諸税などは割引対象外となる。
JALはこのほか、MLB観戦ツアーなどスポーツ観戦を目的とした旅行商品の造成や、大会に合わせた臨時便の設定にも取り組む。各国政府観光局や現地企業との共同プロモーション、JAL便利用者向け特典の提供なども進めており、航空会社主導の需要喚起にとどまらず、現地デスティネーションと連携した送客拡大を図る方針だ。