JTB、2026年夏休み旅行人気ランキング発表 海外はハワイ首位維持、シンガポールが2位に浮上

 JTBは、2026年7月15日から8月31日までの夏休み期間の予約状況をもとに、海外・国内旅行の人気方面ランキングを発表した。海外ではハワイが首位を維持したほか、シンガポールやグアムが順位を上げ、国内では個人旅行で沖縄、添乗員付きツアーで東北がそれぞれ1位となった。

 海外旅行(添乗員なし)は、ハワイが前年に続いて首位となった。世代を問わず楽しめるアクティビティやショッピングが支持され、定番デスティネーションとしての人気を維持した。2位には時差が少なくファミリー需要が高いシンガポール、3位には短期間でも旅行しやすいグアムが入り、近距離方面への需要の強さがうかがえる。また、5位のアメリカは西海岸を中心に人気を集め、日本人選手の活躍を背景としたMLB観戦需要が旅行を後押ししている。

 添乗員付き海外旅行では、イタリアが2年連続で首位となった。ハネムーン需要が高く、安心して効率的に周遊できる商品が支持を集めている。スペイン・ポルトガルも引き続き人気を維持し、2026年にサグラダ・ファミリアのメインタワー完成が予定されていることも関心を集める要因となっている。スイスも順位を上げ、夏のアルプス観光を目的とした家族・夫婦旅行が目立った。

 国内旅行(添乗員なし)は、沖縄が前年に続き首位となり、北海道、関東が続いた。家族旅行が全体の約8割を占め、海の日の3連休が始まる7月18日出発が最も人気となった。一方、添乗員付き国内旅行では東北が首位を維持し、「青森ねぶた祭」や「秋田竿燈まつり」など夏祭りを巡るツアーが需要を牽引した。個人では手配しにくい観覧席の確保や効率的な周遊が評価され、出発日は祭りシーズンに合わせた8月2日から4日に集中した。

 出発日の傾向では、海外旅行はお盆休み直前の8月9日を中心に需要が集中し、国内旅行は海の日の3連休やお盆期間がピークとなった。