JAL、採用機能を統合するリクルートセンター新設 応募負担軽減と人材獲得強化へ

  • 2026年4月21日

 JALグループは採用ブランディングの統一と人材獲得力の強化を目的に「JALグループリクルートセンター」を新設した。エントリーシステムの一元化や学校推薦コースの拡大により、応募者の利便性向上と多様なキャリア提示を図る。

 「JALグループリクルートセンター」新設に伴い、共通マイページ「JAL GROUP RECRUITING GATE」も導入し、複数社への応募における情報入力や適性検査の重複といった負担を軽減する仕組みを整備する。

 従来は各社ごとに情報収集や選考対応が必要であったが、新体制では基本情報登録を一度に集約し、SPIなどの適性検査もグループ内で共有する。これにより応募者の利便性向上とともに、学業との両立支援にもつなげる考え。さらに、グループ各社の業務内容やキャリアパスを横断的に提示する専用採用サイトを新設し、多様な職種理解を促進する。

 また、大学など教育機関との窓口も一本化し、合同説明会の出展調整を効率化することで、より質の高いマッチングを実現する方針だ。これにより、グループ全体での人材確保戦略を強化する狙いだ。

 加えて、2026年度のインターンシップでは業務企画、運航乗務、客室乗務など各職種で体験機会を提供するほか、昨年度導入した学校推薦コースをグループ4社に拡大する。対象には航空貨物や旅行事業、空港地上業務などが含まれ、専門性を持つ学生に対して選考プロセスの一部免除などの措置を設けることで、早期のキャリア形成を後押しする。