JTB、北米M&E強化へ米Imprint買収
JTBは13日、米国現地法人JTB Americas傘下のMC&Aが、Imprint Events Groupの持分を取得すると発表した。コロナ禍を経て急回復する北米Meetings & Events(M&E)市場での競争力強化を図り、グローバル事業比率50%を目指す長期ビジョン「OPEN FRONTIER 2035」の実現を加速させる狙いだ。
今回の統合は、北米市場におけるM&E事業基盤の拡充を主目的とするもの。MC&Aが持つDMCとしての専門性と北米全域の運営ネットワークに、Imprintのクリエイティブ主導のイベント設計・制作力を掛け合わせることで、企画立案からデスティネーション手配、演出制作、本番運営までを一貫して提供する体制を構築する。これにより、企業顧客は複数事業者との調整負担を軽減しつつ、戦略性と品質を両立したイベント運営が可能となる。
MC&Aは1983年にハワイ州で設立され、全米に展開する北米有数のDMC。2017年にJTB Americasグループ入りし、法人向けデスティネーションサービスを強化してきた。
一方、1969年創業のImprintは、デンバーに本社を置き、ラスベガスおよびオーランドにオフィスを構えるイベント戦略および制作会社。数十年にわたる業界経験と現代的なフルサービスアプローチを融合し、受賞歴のあるクリエイティブ主導の企画力と卓越した運営力、高度にカスタマイズされたプログラムで高い評価を得ている。
北米のM&E市場はコロナ禍を経て力強い回復と成長が続いている。今回の統合は、こうした市場環境を背景に北米におけるM&E事業基盤を強化するもので、より戦略的かつ効果的なM&E運営の実現を目指す。