ニューカレドニア、日本市場再始動へ 治安安定と業界連携で送客再開を視野

  • 2026年1月27日

 日本市場の再始動に向け、ニューカレドニア観光局は最新の安全情報や業界向け施策を共有した。現地情勢の安定を背景に、送客再開に向けた具体的な動きが進んでいる。

 ニューカレドニア全島に対する日本国外務省の危険情報は、2025年11月に警戒レベル1へ引き下げられて以降、現在も同レベルが維持されている。現地の治安や社会情勢は落ち着いた状態が続いており、観光関連施設や日常生活は平常時に近い運営状況にある。総合的には、暴動発生前のレベル0に近い安定した環境が回復しているといえる状況であり、日本市場の再開に向けた前提条件が整いつつある。

 こうした状況を踏まえ、ニューカレドニア観光局は日本の旅行会社・販売店を対象としたワークショップを企画しており、11月5日にニューカレドニアでの開催を予定している。最新の商品情報や市場動向を共有する予定で、詳細は今後順次案内される。

 また、2026年の日本市場向け旅行商品造成を見据え、観光局はエアカランと連携し、HISおよびJTBを対象とした視察旅行を実施した。参加者は現地各地を巡り、社会情勢や観光受入体制の現状を確認。宿泊施設や交通、アクティビティを含む観光インフラの稼働状況が検証され、日本人旅行者受入れに向けた実務的な確認が進められている。

 さらに観光局は、観光業界関係者向けのB2B総合ポータルサイトを開設。最新ニュースや市場情報、商品造成に活用できる各種資料を一元的に提供する内容で、現在は英語版およびフランス語版での展開となるが、日本市場関係者にとっても実務に役立つ情報基盤としての活用が期待される。