デルタ航空日本地区営業本部本部長 横澤昭徳氏
新年のご挨拶を申し上げます。
昨年、デルタ航空は創立100周年という節目を迎えました。1925年3月2日に世界初の空中農薬散布の会社として設立されてから100年後の2025年、世界最大規模のネットワークを有し、従業員数10万人、一日約5000便を運航し、年間2億人以上のお客様にご搭乗いただく航空会社に成長しました。日本においても、合併前のノースウエスト航空が1947年に初めて日本に就航して以来78年、日本の航空業界の皆様のご支援により運航を続けてこられたことに、心より感謝申し上げます。
昨年は、日本へのインバウンドの需要は引き続き堅調で、プレミアムな体験を求めるお客様の声に応えるべく、機内および空港での顧客体験の向上に努めました。ビジネスクラス「デルタ・ワン」では、高級シャンパン「テタンジェ」の提供を開始し、イタリアの高級ブランド「ミッソーニ」との提携を拡大し、寝具とスリッパにもミッソーニ・ブランドを導入しました。プレミアムエコノミーの「デルタ・プレミアムセレクト」では、食器を陶器に刷新し、より上質なサービスを実現しました。
空港では、ラウンジの新設・改装を進め、シアトル空港に2つ目の「デルタ スカイクラブ」と、デルタ・ワンご搭乗のお客様専用の「デルタ・ワン ラウンジ」を新たにオープンしました。羽田空港の「デルタ スカイクラブ」は、昨年3周年を迎え、米国外唯一のスカイクラブとして、日本ならではホスピタリティで大変ご好評をいただいております。また昨年末には、すべての米国のハブ空港にデルタ・ワン専用のチェックインエリアを設置し、サービスの質と利便性を向上させました。
こうした顧客体験改善への取り組みは、各方面から高く評価され、「フォーブス・トラベルガイド」では、2年連続で「最も優れた米国航空会社」に選出、法人契約や出張でご利用のお客様からも長年高く評価されており、「ビジネストラベルニュース」誌のエアライン調査において、15年連続でビジネス渡航に適した航空会社の第1位に選ばれました。また、航空データ分析会社シリウム社から、「北米で最も定時運航率の高い航空会社」と評価されたほか、フォーチュン誌の「世界で最も賞賛される企業」に12年連続でランクインし、総合ランキングで11位を獲得、航空会社ではトップとなりました。
日本路線については、昨年ホノルル線以外のすべての羽田―米国本土間路線の使用機材を、A350-900型機に変更することで、座席供給量と貨物輸送量を増やしましたが、今年はさらに、デルタ・ワン スイートの座席数を32席から40席に増やしたA350-900型機の導入を進め、より多くのお客様にスライドドアがついた個室タイプのデルタ・ワン スイートをご体験いただけるようになります。
また、国土交通省と米国国土安全保障省の税関・国境取締局(CBP)との連携により、米国入国後の乗り継ぎの際に、預け入れお手荷物の引き取りと再預け入れが不要になるサービスを羽田空港出発便で提供する予定です。このサービスが始まると、お客様の乗り継ぎに要する時間が約20分ほど短縮され、さらに利便性の高い乗り継ぎ体験を提供できるようになります。
次の100年に向けて、デルタ航空ではさらに進化を続けて参ります。私たちが最も大切にしている理念は、“Listen. Act. Listen” 、お客様の声に耳を傾け、行動し、再び耳を傾けることです。お客様およびビジネスパートナーの皆様の声こそが、私たちのサービスを形作り、未来への原動力になります。
これからも皆様との対話を重ね、未来をともに創造していけることを心より願っております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


