JR西日本・USJ・JTBがアフター万博で協業、第一弾は冬のUSJ特別商品

  • 2025年10月16日

 JR西日本、USJ、JTBの三社は、大阪・関西万博の盛り上がりを持続させる観光振興の一環として協業を開始し、第一弾として冬のホリデーシーズン向け共同商品を発売する。発売は10月16日、設定期間は11月19日発から1月4日発までで、北陸・山陽・山陰・九州を出発地とする。商品にはUSJの1.5デイ・スタジオ・パス、JTBユニバーサル・エクスプレス・パス1と「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリア入場確約、パーク内レストラン優先案内、夜間ショー特別鑑賞エリア入場券を含む。販売は各地のエースJTB取扱店と「tabiwa by WESTER」の電話予約で受け付ける。

 三社連携は、万博閉幕後も関西の来訪需要を維持し、地域経済の活性化を図ることを目的とする。JR西日本の広域交通ネットワーク、USJの世界水準のエンタメコンテンツ、JTBの販売網と商品企画力を組み合わせ、単なる誘客にとどまらない価値創出を狙う。今回の取り組みはJR西日本グループが展開する「動け、好奇心。」キャンペーンの一環でもあり、関西全体の持続的な観光振興に寄与する方針だ。

 今後は季節ごとのイベントに合わせた商品展開を継続し、通年の需要創出を目指すとしている。