旅行会社の新たな収益源に Distribusionが提供する地上交通のB2Bソリューションとは?[PR]

 空港送迎シャトルや都市間バス、国際鉄道やフェリーなど、海外旅行における“地上交通”の課題をテクノロジーで解決するDistribusion Technologies社(本社:ドイツ・ベルリン)。その事業展開がいよいよ日本市場でも本格化している。同社Head of International ExpansionのLuca Zacchetti(ルカ・ザケッティ)氏に、サービスの特徴や旅行業界に提供できる価値、日本市場への期待を聞いた。

Distrobusion Technologeis社 Head of International Expansion のLuca Zacchetti 氏

■日本市場への期待:レジャー・出張双方で需要あり

 Distribusionは2015年にドイツで設立されたB2B向けの地上交通予約プラットフォーム企業だ。世界中の陸上交通のデジタルインフラストラクチャーとなり、OTAや航空会社にAPI等で提供することを目指しており、鉄道・バス・フェリー・空港送迎シャトルなど、世界中の2,500以上の交通キャリアの予約・決済をAPIやホワイトレーベル、旅行会社用の手配画面"Agent Portal"などを通じて提供している。

 Zacchetti氏は日本への進出の背景として、「高まる需要に加え、具体的に空港に乗り入れている鉄道会社およびバス会社から問い合わせを受けたことがきっかけだった」と明かし、また「欧州では旅行会社による地上交通の予約が主流であり、日本でもインバウンド回復を背景に、同様の動きが加速すると確信している」と話す。「一方で、日本には8,000を超える旅行会社があり、海外旅行手配を担う旅行会社市場(=アウトバウンド旅行会社)としても、大きな可能性を持っている。レジャーだけでなく、コーポレートトラベル領域でもニーズがあると見ている」と付け加え、さらに「今後は、日本を交通キャリア(鉄道・バス会社など)と旅行会社の双方にとって、世界でもトップクラスの重要市場として育てていきたい」と強調する。

■Distribusionの強み:世界最大級の在庫×柔軟な接続方法

世界中 2,500以上の交通キャリアが一括で手配可能。OTAへの導入実績も豊富。

 Distribusionは世界最大級の鉄道・空港送迎シャトル・バス・フェリーの在庫を持つことが最大の特徴だ。API接続、ホワイトレーベル、旅行会社向けのAgent Portalなど複数の接続方法があり、既存の販売チャネルに合わせて柔軟に導入できる。

 「世界各国で展開し、世界中で毎月100億回を超える検索がDistribusion社のプラットフォーム上で行われている。すでに70以上の国で導入が進み、韓国やシンガポール、オーストラリアでも利用が拡大している」と同氏は説明する。

■日本の旅行会社にとっての利点:3つのメリット

 日本の旅行会社にとって、Distribusionの導入には以下の3つの大きなメリットがある。

導入のメリット
手数料収入の創出:地上交通商品の予約ごとにコミッションが発生し、新たな収益源となる。
ワンストップ予約による業務効率化:数の交通機関を一括で検索・予約でき、手配業務の効率が飛躍的に向上する。
2,500社超のキャリアと一括契約:Distribusionとの契約のみで、世界中の主要キャリアとの取引が可能となる。


■支払方法・精算サイクルの柔軟性

  支払い方法は旅行会社の業務フローに合わせて複数用意されており、以下のような選択が可能だ。

旅行会社の法人クレジットカードによる即時決済(決済手数料3%が別途発生)
顧客のクレジットカードによる代理決済(後ほど、Distribusionから旅行会社へ手数料が支払われる)
銀行振込(事前デポジットを預けたうえで、月末締め・翌月14日払い)

  こうした支払方法の柔軟性により、「現場での決済負荷を減らしたい」「顧客カードで代理決済したい」「月末締めの一括処理にしたい」といった、旅行会社それぞれの事情に応じた運用が可能だ。コミッションはDistribusionから旅行会社に後日支払われるため、収益面での透明性も担保されている。