旅行会社の新たな収益源に Distribusionが提供する地上交通のB2Bソリューションとは?[PR]
■導入方法
まず、大きく分けるとオンラインとオフラインで利用できるソリューションがある。
● オンライン利用(API・ホワイトレーベル):自社のオンライン販売チャネル(Webサイトなど)にAPI連携またはホワイトレーベルで組み込む形式。顧客自身が直接予約可能となる。
● オフライン利用(Agent Portal):旅行会社の各エージェントが、IDとパスワードで専用ポータルにアクセスし、地上交通のチケット予約を行う仕組み。予約履歴の確認やチケットの再送信、代理店内の他エージェントによる操作の可視化など、情報管理と実務を効率化するツールでもある。通貨は日本円に対応し、サイトもすでに日本語対応済み。将来的には日本語でのカスタマーサポート強化も進めていく。
Agent Portal はシンプルな設計で、期間ごとの販売実績を管理する”Sales Dashboard”、成立した予約を管理する“Bookings”(Bookings上で、予約の変更や払い戻しも可能)、実際に予約する“Book a trip”の3つの機能がある。Book a trip の画面では、上記のように From/To、そして日付で検索すれば条件に合う電車、バスもしくはフェリーが検索される。
■導入事例:日本でも展開が始動
日本を代表するOTAでも既に導入されている。ヨーロッパやアジア方面への旅行者へ陸上交通のチケット販売に利用している。Distribusionのサービスを評価している点としては、導入の簡単さ、商品点数の多さ、コミッションが得られることなどである。そのOTAはホワイトレーベルを使用しているが、契約からローンチまで2-3週間でできたほどだ。これまで単価が低く手間がかかるため後回しにされがちだった地上交通商品も、こうした仕組みであれば前向きに扱えるという声が聞かれている。
■今後の展望について
「当社としては、特に、海外旅行を取り扱うエージェント様向けに使って頂きたいと考えている」とZacchetti氏は語る。一方、インバウンドや団体旅行における日本独自のニーズに対しても随時対応していく。例えば、団体旅行への対応は強化したく、ある一定のカットオフデートまでは仮予約で予約を入れておき、最後にネームチェンジする、などの機能は充実させたいと考えている。インバウンド向けには、14日間乗り放題などのパスだけではなく、ポイント・ツー・ポイントのチケット(東京ー大阪間)を充実させていきたいと考えている。
■世界各地の交通のDX化が進む中で、Distribusion社が果たすべき役割とは
Distribusion社としては、陸上交通は改札等のシステムが先に発達したため、旅行業界の中でオンライン化が遅れている産業だと考えている。まずは世界中のチケットをオンライン化すること、そして旅行会社の業務をシームレスにオンライン化することで交通業界におけるDX化を促進していきたいという目標を掲げている。
■旅行会社へのメッセージ
「固定費はかかりませんし、初期費用や最低取扱高の縛りもありません。まずは“試してみる”感覚で導入いただければ」とZacchetti氏は語る。「ノーリスクで始められる仕組みなので、お客様から急なリクエストが来て慌てる前に、事前にアカウントを開設して備えておくことをおすすめします」
最短で3〜5営業日以内に販売を開始できるスピード感も同社の強みだ。導入を検討したい旅行会社は、Distribusionの日本語問い合わせフォームに、会社名・担当者名・連絡先などを記入するだけで、迅速にやり取りがスタートする。
今後は、日本市場における展開の加速が期待される。