【FAMレポート】建国250周年控える米国、ヒストリックトライアングルを擁するバージニア州へ

北米にできた最初の入植地ジェームズタウンへ

アメリカ初入植の船や乗組員、入植者などが当時の様子を再現している「ジェームズタウン・セトルメント」

 1日目の午後は、北米最初の入植地であるジェームズタウンの歴史と文化を紹介する「ジェームズタウン・セトルメント」を訪れた(大人入場料20ドル)。イギリスからアメリカへの入植というと、1621年プリマスに着いたメイフラワー号が有名だが、このジェームズタウンへの入植は1607年でひと足先。

 映像展示や映画、ギャラリー展示、屋外では当時の格好で「人が働いている」再現もされていてとても充実している。屋内展示では、馴染みのある「ポカホンタス」についての本当の生涯についてが目を引いた。最後はイギリスで一生を終えたポカホンタス。「同じ人?」と驚かされる様々なポートレートが描かれたことにも意味がある。

屋内展示ではディズニー映画でお馴染の「ポカホンタス」の真実が目を引いた。

 アメリカ発祥の地と言えるバージニア州。ワインもアメリカのオリジンの地である。温暖な気候に合うブドウで、カベルネフランの赤ワインやヴィオニエの白ワインなどが有名。ワイナリー巡りでワインを楽しむという人も多く、国外での入手は難しいとのことで、希少なワインを味わう「ウィリアムズバーグ・ワイナリー」訪問が組み込まれた。

1987年創業の「ウィリアムズバーグ・ワイナリー」。ツアー&テイスティング40ドル〜(税・チップ込)。約45分、21歳未満もノンアル対応可。

 夕食は、ヒストリックトライアングルの一つ「ヨークタウン」で。今回立ち寄る時間がなかったが「アメリカ革命博物館」では、独立戦争について展示や、兵士たちの戦いや暮らしが復元されていて、興味深いらしい。ヨーク川沿いの風景が美しいファインダイニング「リバーウォーク・レストラン」でシーフードを堪能した。

30ドルと値が張るが絶品の生牡蠣。カラマリフライなど前菜20ドル前後、メインはパスタが30ドル前後、一品料理40ドル前後というところ。