顧客に伴走するDXパートナー「インテージテクノスフィア」、JR東日本びゅうツーリズム&セールスとの協創から見る強みは?[PR]
インテージテクノスフィア(以下、ITSP)は、アジア最大規模のマーケティングリサーチ会社であるインテージグループのITカンパニーとして、長年にわたり日本のマーケティングリサーチ業界を支えてきた。その中で培われたシステム構築力は、多岐にわたる業界のシステム開発にも応用され、特に旅行業界においては40年以上の実績があり、業界に特化したソリューション構築と運用を多数のお客様に継続的に提供している。
同社が手掛けるシステム開発は、単なるシステム化に留まらず、顧客の真の課題を見つけ出し、共に伴走する「DXパートナー」としての役割を目指している。
JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」プロジェクト事例
JR東日本びゅうツーリズム&セールス(以下、VTS)が運営する「日本の旅、鉄道の旅」は、国内旅行ツアーに特化したウェブサイトで、掲載商品の約半数は添乗員が同行するツアー。初めて旅行に参加する方でも安心して楽しめる商品を中心に販売している。JR東日本グループならではの強みを活かし、個人では乗車できない団体臨時列車や、予約困難な花火大会、立山黒部アルペンルートなど魅力的な企画を多数提供。「びゅう鉄」のブランドで展開する鉄道ファン向けのツアーは非常に人気が高く、中には発売直後に完売するような商品もあるという。
これらの商品は、元々ウェブサイトだけでなく、コールセンターや一部店舗での販売も行われてきたが、近年ではウェブからの予約が約70%を占めるまでに成長した。
ITSPでは2019年から「日本の旅、鉄道の旅」のプロジェクトに関わり、販売用のWEBサイトだけでなく、商品・予約管理などの業務で利用される管理システムからデータ管理、精算システムまで、業務全般に関わるシステムの開発・保守を担当してきた。2024年にはシステムリプレイスも行い、長年にわたって顧客に伴走し、「DXパートナー」としての役割を果たしている。
VTSに聞く、インテージテクノスフィアの強みは?

VTSツーリズム推進本部エスコート商品部野村さやか氏は、「2019年リリースのプロジェクト開始時には、社内の業務課題の解決が中心で、当時私は関わっていませんでしたが、各部署2~3名が課題を持って集まって、ITSPの担当者がすべての部署と打ち合わせを行いました」と話しており、システムとして難しい場合でも理由を丁寧に当事者と相談し納得して進めた結果、課題のすべてを解決してもらったという印象が残っているという。
続けて「2024年はお客様向けのマーケティング戦略に基づくサイトリニューアルでしたが、引き続きITSPにお願いすることになりました。現場の課題に寄り添って伴走してもらえるところが強みではないかと感じています」と話した。

また、昨年からプロジェクトに関わる松木萌花氏も「2019年からプロジェクトで関わるITSPのメンバーと、当社の意思疎通がすごくスムーズにできていたというのを聞いています。私たちはシステムを専門とする部門ではないため、開発などでわからないことが多々ありますが、都度質問すると、丁寧に説明してくださり、レスポンスも早く、安心してプロジェクトを進めることができています」と話しており、同社のきめ細やかな対応を評価した。
さらに野村氏は、「リリースして、はい終わりではなく、サイトを一緒に成長させていただいているようなイメージがあります。2024年のリニューアルでは、当社の要望で、システムでの完全管理ではなく、ページを自社で作成してHTMLファイルを直接アップできるような機能をつけてもらいました。旅行はいろんな表現ができる商品なので、手作りの表現も重要と考え、システムと手作りのハイブリッドを柔軟に対応していただきました。WEB限定商品なども取り入れることができ、アクセス数やWEB予約数も順調に伸びています。結果、VTSというと、JR東日本びゅうダイナミックレールパックというイメージが強かったものが、『日本の旅、鉄道の旅』として企画商品を販売も行っていることが認知されるようになりました」としてプロジェクトの効果についても語った。