ANAグループ、「安全の原点」で3104名の新入社員迎える 芝田社長が経営の基盤強調

ANAホールディングス(ANAHD)は1日、グループ39社計3104名の新入社員を迎え、羽田空港の格納庫にて入社式を開催した。安全点検や整備を行う「安全の原点」となる場所での式典で、ANAHD代表取締役社長の芝田浩二氏は、「安全は経営の基盤であり、社会への責務である」と強調した。
芝田氏は挨拶の中で、世界各地で航空機の運航安全が問われる事象が発生している現状を踏まえ、「より一層の安全、安心をお客様にお届けするために力を尽くすことが求められている」と述べた。また、安全は航空機の運航だけでなく、食の安全、個人情報保護、社員の作業安全など多岐にわたることを説明し、入社式を「ANAグループの安全を堅持していく一員となる決意の日」と位置づけた。
続けてANAグループの歴史に触れ、1952年に28名の社員と2機のヘリコプターから始まった日本ヘリコプター輸送からの歩みを紹介。創業10周年に作られた社歌に「世界を結ぶ愛の橋」という歌詞があることにも言及し、国際定期便開設の20年以上前から「世界の空に想いを馳せていた」と説明した。
新年度の取り組みとして、羽田空港第2ターミナルの本館と北サテライトの接続による利便性向上や、国内線予約・搭乗サービスの刷新、ボーイング787、737の新規機材導入など、持続的成長を後押しする基盤強化を進めることを示した。
最後には「一人ひとりがいきいきと活躍し、皆さん自身、そしてお客様、社会の可能性を広げることで、日本を、世界をワクワクで満たしていきましょう」と挨拶を締めくくった。
入社式では、新入社員を代表して全日本空輸の芦田雅史さん、ANAシステムズの後藤佑太さんらが誓いの言葉を述べ、「ANAグループの一員として、お客様に最高のサービスとワクワクを提供できるよう努力する」「ANAグループをITやデジタルの力で支え、社会への責任に貢献していく」と決意を表明した。
誤:入社式では、新入社員を代表して全日本運輸の
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正:入社式では、新入社員を代表して全日本空輸の
お詫びして訂正いたします。