大韓航空、ラウンジ拡充とプレミアムエコノミー導入でサービス強化へ

大韓航空は19日、空港ラウンジの大規模リニューアルとプレミアムエコノミークラスの導入を進めると発表した。
仁川空港第2ターミナルでは、既存のラウンジを全面改装し、「プレステージラウンジ(東側)」と「マイラークラブラウンジ」を今年8月から順次オープンする。また、ファーストクラスラウンジと「プレステージラウンジ(西側)」は、よりラグジュアリーな空間へと刷新し、2026年4月に開業予定だ。さらに、同空港の東西ウィングエリアに新設する「プレステージガーデンラウンジ」を含めると、運営するラウンジの総面積は約2.5倍、座席数はほぼ2倍に拡大する。ライブキッチンの導入やバーテンダー、バリスタの配置など、飲食サービスの充実も図る。
機内サービスでは、需要が高まるプレミアムエコノミークラスを導入する。まずはボーイング777-300ER型機11機に設定し、2025年下期から順次運航を開始する。今後、他の機材にも展開し、プレステージクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの3クラス構成を拡充する予定だ。