主要旅行会社の1月総取扱額は19年比71.9%、海外旅行伸びず-6社が19年同月越え
観光庁が14日に発表した「主要旅行業者(43社)の旅行取扱状況速報」2025年1月分によると、同月の総取扱額は2304億6284万円で、2019年同月比71.9%、2024年同月比103.0%となった。
その内、海外旅行は851億3532万円で、19年比65.4%、24年比117.1%。外国人(訪日)旅行は128億5813万円で、19年比104.1%、24年比123.2%。国内旅行は1324億6938万円で、19年比74.4%、24年比94.2%だった。
主要43社の内、1月の総取扱額が19年同月を上回ったのは、エスティーエートラベル(19年比253.5%)、WILLER(153.4%)、日本橋夢屋(130.2%)、ケイライントラベル(121.9%)、HTB-BCDトラベル(118.6%)、京成トラベルサービス(102.9%)の計6社。
また、1月の募集型企画旅行(パッケージツアー)の取扱額は485億2250万円で、19年同月比51.5%、24年比102.5%だった。その内、海外旅行は19年比31.3%、外国人(訪日)旅行は44.5%、国内旅行60.4%との結果になった。
なお、主要旅行業者43社の月別・分類別の旅行取扱額、19年比と前年比の推移は下記の通り。