西鉄ホテルズ、福岡空港直結「ソラリア西鉄ホテル福岡エアポート」を2027年開業

西鉄ホテルズは、福岡空港国内線ターミナル東側に「ソラリア西鉄ホテル福岡エアポート(仮称)」を2027年夏に開業する。空港直結型ホテルの開発は同社グループとして初めての取り組みとなる。
福岡空港は、天神や博多の中心部へ地下鉄で短時間で移動できる交通の利便性が高い拠点であり、観光やビジネス需要の増加が続いている。2024年度の福岡市の宿泊者数は過去最多となる見込みで、福岡空港の利用者数や発着便数も伸長している。さらに、2025年3月には第2滑走路が供用開始し、今後さらなる需要拡大が見込まれる。こうした状況を踏まえ、西鉄ホテルズは早朝便を利用するビジネス客や国内外の観光客の宿泊需要を取り込むことを目的に、新ホテルの開業を決定した。
ホテルは、福岡国際空港が開発する複合施設内に位置し、6〜11階にダブルやツイン、トリプルなど7タイプ・計165室の客室を備える。上層階からは滑走路を望むことができ、空港ならではの景観が楽しめる設計となる。また、5階にはフロントやロビーのほか、大浴場やサウナ、フィットネス施設を併設し、快適な滞在環境を提供する。空港ターミナルビルに直結し、バスターミナルや地下鉄駅にもアクセスしやすい立地で、観光やビジネスの拠点として利便性の高い宿泊施設となる。
西鉄ホテルズは現在、国内18店舗・海外5店舗を展開しており、今後も国内外のビジネス・観光需要が高いエリアでの出店を進め、ブランド価値の向上と収益基盤の拡大を目指していく。