フリーと添乗員同行、どちらを選ぶ?阪急交通社が調査
阪急交通社はこのほど、パッケージツアーのフリープランと添乗員同行プランについての調査を実施、結果を発表した。旅のスタイルが多様化するなかで、旅行者は両プランをどう捉えているのか。海外旅行と国内旅行に分けてアンケートをとり、その実態を探った。
パッケージツアーでどちらのプランを選ぶかは、海外旅行ではフリープランが36%、添乗員同行プランが39%で拮抗。国内旅行ではフリープラン派が66%、添乗員同行プラン派が14%と大差がついた。
フリープランを選んだ理由は、海外と国内いずれも「自由に行動できるから」「自分のペースで回れるから」がトップ2。特に国内旅行では7―8割が回答しており、プランの柔軟性をベースに選択している。海外旅行では「その国の言語で現地の人と直接会話してみたいから」と答えた人が1割おり、言語に捉われない自由なコミュニケーションに魅力を感じている人も。
添乗員同行プランを選ぶ理由は、海外旅行では「トラブル時にサポートが受けられるから」が最多で、「安全面の配慮がありそうだから」が続き、「現地の人との外国語の会話を心配せずに済むから」も多い。やはり海外での滞在への不安をサポートしてくれることにメリットを感じている。
国内旅行では、「観光地を効率良く回れるから」がトップ。「計画を立てるのを任せられるから」が続き、効率を重要視している人がこのプランを選ぶようだ。
情報提供:トラベルニュース