ルフトハンザ・ドイツ航空は、公式LINEアカウントにAIチャットボット「Swifty」を導入し、対話型の予約サービスを開始した。「Swifty」はルフトハンザ・イノベーション・ハブが開発し、これまでの旅行計画サポートを超え、最終的な予約手続きまで完結できる機能を持つ。

　Swiftyは、ルフトハンザグループのアジア太平洋地区本部と日本支社が連携し、昨年4月に開設した公式LINEアカウントに初めて適用された。これにより、利用者はLINE上でルフトハンザ、スイス・インターナショナル・エアラインズ、オーストリア航空のフライトを日本語で検索し、予約までスムーズに行うことが可能となった。同社は今後もLINEを活用したサービスの拡充を計画している。

　「Swifty」の完全導入によって、2029年までにダイレクトチャネルでの取扱量を7%増加させ、アップセルの取扱量を10%以上増加させると見込んでいる。