近鉄G、和のテイスト取り入れた米国3拠点目のホテル開業へ 2027年度竣工
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近鉄グループのアメリカ近鉄興業は、米国テキサス州プレイノ市に新たなホテルを建設し、2027年度の竣工を目指す。ダラス・フォートワース複合都市圏に位置するプレイノ市は、有力企業の本社や研究開発センターが集まる人口約30万人の都市で、ビジネス需要が期待される。
新ホテルは地上13階建て、約220室を備え、日本食レストランや中規模宴会場、ルーフトップバー、屋外プールなどを併設する。随所に和のテイストを取り入れ、都ホテルズ&リゾーツのブランドとして開業予定。平日はビジネス客、週末はファミリーやレジャー客の利用を想定し、日系ホテルならではのサービスを提供する。
近鉄グループとしては、「都ホテル ロサンゼルス」、「都ハイブリッドホテル トーランス・カリフォルニア」に続く米国3軒目のホテルとなる予定だ。