就職人気企業ランキング過去10年の変化、観光関連企業は?学情が発表
転職サイト「Re就活」などの転職就職支援サービスを展開する学情は17日、同社が毎年発表している「就職人気企業ランキング」に関して、2017年卒~2026年卒の10年分の比較を発表した。
それによると、2017年卒~2019年卒では全て1位ANA、2位JALと航空2社がトップを占めていた。また、同期間のトップ10にはオリエンタルランド、JTBもランクインしており航空・旅行・レジャーが人気を集めていた。
その後2020年卒~2026年卒では、7年連続で伊藤忠商事が首位を独占。他にも、味の素やアサヒ飲料も常にトップ10入りしており「食品」が人気を維持している。また、任天堂も2021年卒から常にトップ10をキープし、2022年卒からは講談社、2023年卒からは集英社がトップ10常連となり、ゲームや電子コミック、動画など、デジタルコンテンツを提供する企業が人気を高めているようだ。
なお、最新の2026年卒のランキングでは、1位が伊藤忠商事、2位が味の素で、この2社は唯一10年間トップ10入りを果たした。3位以降から50位までには、4位オリエンタルランド、17位星野リゾート、19位JTB、29位ANA、45位JALなどがランクインしている。