【FAMレポート】モーゼル&ライン川を最新鋭の豪華客船で行く、リバークルーズに感じた魅力
寄港先での観光など充実のアクティビティと無料ドリンクや食事が毎日楽しい
毎日、寄港した街でのガイドツアーや無料貸し出しの自転車によるバイクツアーなど様々なアクティビティが用意されており、そのほとんどは料金に含まれている。デルフト焼きの絵付けなど有料のものは船内でも申し込め、催行人数が集まれば実施する。初日はディナーまでフリーだったので、自転車を借りて中世の教会に立ち寄ったり、ワイン畑から川を見下ろす風景を楽しんだ。
毎回の食事と前述の無料サービスのアルコール類、毎日変わるメニューはとても充実している。朝食はスムージー類、サラダ、チーズ、ハム、サーモン、ソーセージ、野菜のソテー、ポテトなどに加え、目の前で卵料理をシェフが仕上げてくれ、さらにパンやデニッシュも種類が豊富。
昼食はサラダステーションでシュリンプカクテルやパスタサラダなどさらに種類が増え、パスタはその場で仕上げる。加えて3種類から選べるメインの料理はテーブルまでサーブ。ベジタリアンのオプションと日替わりのサンドイッチも選べて、さらにデザートも出る。
ディナーはさらに豪華で、前菜・メインともメニューから選択して個別にサーブ。訪れた地の食材を意識したものや、タイのカレーやスープなどのセレクションも出て楽しめる。「エメラルド・セレクション」というサーモンやチキンのソテー、サーロインステーキなど定番料理をいくつか頼むこともできる。
クルーズディレクターが毎夕「ポートトーク」として翌日のアクティビティの説明をスライドショーも用いながら説明してくれるが、その時にシェフとソムリエがディナーとペアリングのドリンクも解説してくれて楽しみが増した。席はフリーシーティングで食事時がゲスト同士の交流の場ともなっている。
服装はまだ夏場ともあって、男性はシャツ・スラックスなど、女性もカジュアルなドレスやセットアップの気軽な服装だが、下船2日前のフェアウェル・ディナーやレセプションでは、ちょっとおめかししたゲストが多い。バースディやアニバーサリーでリバークルーズを楽しもうというカップル・家族も多く、毎晩のようにバースディソングが聞かれ、ご主人が奥様にハーモニカ演奏をプレゼントしてゲストから祝福されたりと盛り上がっていた。