主要旅行業43社、7月総取扱額は19年比71.1% パッケージツアーが大きく減少
観光庁が13日に発表した「主要旅行業者(43社)の旅行取扱状況速報」2024年7月分によると、同月の総取扱額は2921億1353万円で、2019年同月比71.7%、2023年同月比101.2%となった。
その内、海外旅行は1045億6821万円で、19年比64.2%、23年比121.9%。外国人(訪日)旅行は139億7070万円で、19年比77.7%、23年比91.6%。国内旅行は1735億7462万円で、19年比76.6%、23年比92.5%だった。
主要43社の内、7月の総取扱額が19年同月を上回ったのは、日本橋夢屋(19年比144.8%)、WILLER(134.6%)、エスティーエートラベル(122.4%)、郵船トラベル(110.8%)など、計7社。
また、7月の募集型企画旅行(パッケージツアー)の取扱額は655億504万円で、19年同月比54.3%、23年比92.8%と19年比では大きく減少している。特に、海外旅行は19年比28.3%となっており、外国人(訪日)旅行49.9%、国内旅行65.1%と比較しても大きく数字を落としている状況だ。
なお、今年の主要旅行業者43社の月別・分類別の旅行取扱額、19年比と23年比の推移は下記の通り。