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事業譲渡から1年、M&Aの意図とギャランツアー、Rikishaなど各事業の今後の展望は?ーTSD代表 深田健史氏

  • 2024年5月24日
-海外展開の構想はいかがでしょうか。

深田 航空券については既に海外の旅行会社へ販売していますが、ホテル販売の可能性も模索しています。特に訪日市場が活況ですので、ホテルやアクティビティなど、インバウンドコンテンツについては現在取りまとめており、海外販売へ向けた準備を進めています。

-ターゲットとなるエリアは?

深田 やはりアジア圏が中心になります。海外への販路を開拓する上で、当社が強みを発揮できるのは当然日本国内のコンテンツ。そうなると訪日需要の高いアジアがメインターゲットと想定されます。

TSD
-逆に海外IATAでの発券など、海外から仕入れる可能性はありますか。

深田 海外展開を進めていった結果として、実施する可能性はあります。実際は、海外事業を拡大する中で顧客からの要望も聞き取りつつ進めていくことになります。

 航空券に関しては、オペレーションや料金面での価値提供、差別化が難しい中で、あらゆる国での発券を集約することで「最安値の航空券を求める」という当然の需要に応えることができるため、個人的には非常に面白い取り組みかなと思います。

-今後、新たなM&Aの可能性はいかがでしょうか。

深田 海外展開を進めるうえで、既にB2B領域で海外に販路を持つ企業については外資問わずM&Aは検討しています。また、先ほどの海外発券を進める場合は、海外IATAを持つ企業のM&Aというのは当然検討していくことになります。

-ありがとうございました。