マリオット HMIホテル7軒リブランドへ、"全都道府県でのホテル開業"目指す

  • 2024年4月17日

 ホテル旅館含め国内44の施設を運営するホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)と米マリオット・インターナショナルは17日、戦略的パートナーシップを締結。現在HMIホテルグループが展開する国内7軒のホテルを「マリオットホテル」及び「コートヤード・バイ・マリオット」にリブランドすると発表した。

HMI
(左から)マリオット・インターナショナル ラジーブ・メノン氏、HMIホテルグループ 比良竜虎氏

 対象となるのは、以下7軒。浜松市と北九州市での同社ブランドの開業は初。7軒計2200室のリブランドは、マリオットが日本で締結した単一の契約としては最大規模となる。

開業予定日ホテル名現在
25年12月浜松マリオットホテルグランドホテル浜松
25年12月京都マリオットホテルホテル平安の森京都
25年9月神戸マリオットホテルホテルクラウンパレス神戸
26年6月沖縄マリオット・リザン・リゾート&スパリザンシーパークホテル谷茶ベイ
26年7月コートヤード・バイ・マリオット神戸ホテルパールシティ神戸
26年12月コートヤード・バイ・マリオット小倉ホテルクラウンパレス小倉
26年9月コートヤード・バイ・マリオット北九州ホテルクラウンパレス北九州


 会見に登壇した、マリオット・インターナショナルアジア太平洋(中国を除く)プレジデントのラジーブ・メノン氏は、訪日市場について「これまでの回復状況は、東京や京都、大阪など、主に大都市圏のみの限定的なものだったが、今後は地方にも及ぶことになる」と予想しており、国内では現在27都道府県にホテルを展開する同社だが、今後「47都道府県全てでホテルを展開したい」との意欲を示した。