マリオット HMIホテル7軒リブランドへ、"全都道府県でのホテル開業"目指す
ホテル旅館含め国内44の施設を運営するホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)と米マリオット・インターナショナルは17日、戦略的パートナーシップを締結。現在HMIホテルグループが展開する国内7軒のホテルを「マリオットホテル」及び「コートヤード・バイ・マリオット」にリブランドすると発表した。
対象となるのは、以下7軒。浜松市と北九州市での同社ブランドの開業は初。7軒計2200室のリブランドは、マリオットが日本で締結した単一の契約としては最大規模となる。
開業予定日 | ホテル名 | 現在 |
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25年12月 | 浜松マリオットホテル | グランドホテル浜松 |
25年12月 | 京都マリオットホテル | ホテル平安の森京都 |
25年9月 | 神戸マリオットホテル | ホテルクラウンパレス神戸 |
26年6月 | 沖縄マリオット・リザン・リゾート&スパ | リザンシーパークホテル谷茶ベイ |
26年7月 | コートヤード・バイ・マリオット神戸 | ホテルパールシティ神戸 |
26年12月 | コートヤード・バイ・マリオット小倉 | ホテルクラウンパレス小倉 |
26年9月 | コートヤード・バイ・マリオット北九州 | ホテルクラウンパレス北九州 |
会見に登壇した、マリオット・インターナショナルアジア太平洋(中国を除く)プレジデントのラジーブ・メノン氏は、訪日市場について「これまでの回復状況は、東京や京都、大阪など、主に大都市圏のみの限定的なものだったが、今後は地方にも及ぶことになる」と予想しており、国内では現在27都道府県にホテルを展開する同社だが、今後「47都道府県全てでホテルを展開したい」との意欲を示した。