フィジー 1月の訪問者数は19年比110%記録、日本人訪問者数は年間で19年並の回復目指す
フィジー政府観光局は26日、1月の外国人訪問者数が19年同月比で約110%の7万324人に達したと発表した。その内、日本からの訪問者数は、19年比約44.8%の505人で、国別では9番目となっている。トップは、オーストラリア3万4671人で、ニュージーランド1万4834人、アメリカ6675人、中国2076人、カナダ1686人と続き、上位5か国で全体の85.3%を占めている。
また、訪問者数の内、休暇目的が全体の79.1%(前年同月比5%増)、友達や親戚訪問が5.6%、ビジネス目的が1.7%、その他13.6%で、年代別では、30~49歳が最も多く35.6%。その他、19歳以下が25%、50歳~64歳が18.2%、20代が12.7%と続いた。
同局によると、最近予約が増加しているのが本島のビチレブ島南にある「コーラルコースト」で、予約数は前年比で26%増。ナンディから車で1~2時間に位置し、シュノーケリング、ダイビング、サーフィン、ゴルフといったアクティビティを楽しめるという。
なお、昨年の日本からの訪問者数は19年比52.1%の7748人。24年年間では1万5000人(19年は1万4868人)を目指す。フィジーでは昨年より、「幸せあふれるフィジー(Where Happiness comes naturally)」をブランドメッセージに掲げ、「豊かな自然」「アドベンチャー」、「コミュニティとの触れ合い」、「リフレッシュ」、「グルメ」の5つをテーマに、幸せな体験を訴求しており、今年2月から休止していた公式Instagramも再開している。