元大手広告マンが”建築”を軸に挑むまちづくりのかたちとは?-Koe代表 小川翔大氏
-小川さんのように独立をしたいと考えた人がいたら、アドバイスは?
小川 「明日にでもやりなさい」ですね。もちろんサラリーマンを否定するつもりはなく、例えば自分の父親もそうですし、尊敬しています。ただ、自分は独立したからこそ選択肢が増えてそれが自分の幸福度に繋がったという実感はあります。もちろんリスクもありますが、失敗も糧にして、自分の選択を正解にするために努力しつづけるということをやり続けていきたいです。
いつも何かを始めるかどうか迷った際に大切にしているのは、「やりながら、形を変えながらもゴールへしっかり向かえるビジネス内容またはチームかどうか」。変化を拒んでしまったり「こうじゃないと絶対ダメ」というスタンスでは難しいと考えています。
-最後に、紫波町でのお勧めの過ごし方は?
小川 日詰商店街というディープな通りがあります。昔はスナックしか入っていなかったようなビルに、最近若い人たちがどんどん入って新しいお店ができているんです。日本酒バルや、漫画やアニメに登場する「漫画飯」が楽しめるお店、もちろん老舗のスナックもあってそこには若い人が集っていたりとか。そういう文化が面白いのでそのエリアに飛び込んでみてほしいです。紫波町のナイトカルチャーはしっかり機能しています。移り住んで良かったです。一生ここから離れることは無いと思いますね。