ブランドUSA 2024年必見のアメリカ観光地5選を発表
ブランドUSAはこのほど、2024年に注目すべきアメリカの観光地5選を発表した。
テイラー・スウィフトとアメフト選手の恋人報道で注目が集まる、ミズーリ州カンザスシティ
首都圏全域に200以上の噴水があり「噴水の街」として知られるカンザスシティは、サッカーから、現在アメリカ国内で急成長するピックルボールなど、数多くのスポーツの中心地。8月には、ピックルボールの第1回大会「ピックルコン」が開催されるほか、26年には待望のFIFAワールドカップも開催される。
今年、全米女子サッカーリーグ・チーム「カンザスシティ・カレント」の本拠地として、CPKCスタジアムが開設される。11,500人が収容できるこのスタジアムは、女子プロスポーツチームのために建設された世界初のスタジアムで、新たな注目スポットになる予定だ。
フィールドの外では、豚肉、牛肉、鶏肉からジャックフルーツ、マッシュルーム、魚まで、あらゆる食材をグリルで調理するスタンドが立ち並び、街の盛んなバーベキュー文化を体験できる。秋には世界最大のバーベキュー大会アメリカン・ロイヤルが開催され、600以上のチームが出場し、何万人もの観客とテイスターが集結する。
アメリカの創造性のるつぼニューメキシコ州サンタフェで、ネイティブアメリカン文化を堪能
息をのむような絶景のサングレ・デ・クリスト山脈を背にしたサンタフェは、神秘的で多彩な魅力に溢れる街。癒しの地として名高く、スピリチュアルな天国である一方、変化に富んだ地形は世界中のアーティストを魅了してきた。ネイティブアメリカン、スペイン、英米の文化が隔たりなく融合し、クリエイティブなコミュニティが形成されている。
サンタフェには、ジョージア・オキーフ美術館や、「ハウス・オブ・エターナル・リターン」と呼ばれる地元や地域のアーティストが制作した70以上の部屋がある没頭型のアート体験施設「ニャオウルフ」があり、8月17日~18日に開催されるサンタフェ・インディアン・マーケットは、200以上の部族のアーティストが参加する世界最大級かつ最も権威のあるネイティブアメリカンのアート祭典だ。
新旧が出会う場所ペンシルベニア州フィラデルフィアは、野外美術館のようなアートの街
アメリカ発祥の地であり、最初の世界遺産都市でもあるフィラデルフィアは、歴史に彩られながらも、現代的で活気に満ちた食とアートのシーンを兼ね備えた都市。ミシュラン・グリーンガイドでは、600以上の彫刻や彫像、4400以上の屋外壁画があることで、「野外美術館」と称された。24年後半には、彫刻家カルダー一族3世代がフィラデルフィアに与えた影響を称える美術館、カルダーガーデンズのオープンを予定する。
また、グルメの街としても有名で、ストリートフード、マーケット、高級レストランからBYOレストランまで幅広く揃っている。アメリカで最も古く、最も大きい公設市場のひとつであるレディング・ターミナル・マーケットは、チーズステーキ、ホーギー(長くて硬いロールパンに肉やチーズを詰めたもの)、ソフトプレッツェル、ディニック・ロースト・ポークのローストポークサンドイッチも本場の味でおすすめ。甘党の人は、バタースコッチからピーナッツバターまで、多様な味の焼き菓子を販売しているフィリー・テイスティケイクにお寄りいただきたい。